トンネルに挟まれた滝口の新幹線駅

新神戸

しんこうべ
Shinkōbe
新神戸駅
新神戸駅外観。2005年7月16日

 

神戸市の玄関駅ですが、すぐ東側が六甲トンネル、西側が神戸トンネルであり、トンネルの隙間に設けられたような位置にあります。1985年6月に地下鉄が開通する以前は、神戸市営バスで市街地へとアクセスする格好になっていました。あまり交通の便がよいとはいえず、神戸市街地から新幹線を利用する場合は、新快速などで新大阪へ出てしまうことも多く、都市の規模に比して存在感の小さい新幹線駅となっています。

神戸市内駅ですが、東海道本線および山陽本線(在来線)とは完全に孤立しているため、新幹線と在来線を乗り継ぐ際には、三ノ宮、元町、神戸、新長田の各駅で乗降することで接続が可能です(中間の地下鉄や路線バスなどの運賃は別払い)。例えば、神戸市内発の乗車券を持っていて住吉駅から乗車しても、三ノ宮や元町などで降り、ここから新神戸まで移動して新幹線に乗り換えることができます。

ホームは対向式2面2線となっており、ホームドアが設置されています。ホームは3階、改札は2階にあります。駅舎はちょうど生田川の上に建っており、駅前広場のすぐ下を川が流れています。

市街地の北の端に位置しているといえます。駅周辺は商店と住宅とが並んでおり、商業施設「新神戸OPA」があります。北野異人館街や布引の滝に近いこともあり、観光の拠点ともなっています。

徒歩で鉄道に連絡する場合は三宮よりも阪急の春日野道のほうが近いのですが、両駅間を歩く人はまずいないでしょう。

停車列車 [2010年9月現在]

全便が停車します。なお、隣接駅のうち博多方については、「のぞみ」「ひかり」は便によって姫路ないし西明石に停車します。

乗り場

南側(海側)から順に、1番線、2番線となります。

  • 1.山陽新幹線下り 岡山、博多方面
  • 2.山陽新幹線上り 新大阪方面

駅名の由来

確認中。

歴史

新幹線が新大阪から岡山まで延伸された際に開業した駅です。当初は、「こだま」および新大阪以遠各駅停車パターンの「ひかり」のみが停車していましたが、順次「ひかり」の停車する便が増え、1996年3月16日ダイヤ改正ですべての「ひかり」が停車するようになりました。さらに2003年10月1日のダイヤ改正で、「のぞみ」を含めたすべての営業列車が停車しました。

略年表(クリックまたはタップで開閉)
1972年(昭和47年)3月15日
山陽新幹線の新大阪-岡山間が開通した際に、新神戸駅開業。
1985年(昭和60年)6月18日
神戸市営地下鉄が開通。
1987年(昭和62年)4月1日
国鉄の分割民営化に伴い、JR西日本の駅となります。
1995年(平成7年)1月17日
阪神・淡路大震災発生が発生、山陽新幹線の新大阪-姫路間が運休。
1995年(平成7年)4月8日
山陽新幹線の新大阪-姫路間が運転再開。
1996年(平成8年)3月16日
「ひかり」全便が停車。
2003年(平成15年)10月1日
「のぞみ」を含めた全便が停車。

駅周辺

確認中。

近隣の見どころ

布引公園

駅から北へ、徒歩8分。コメント準備中。

布引ハーブ園

駅から西へ、徒歩5分、新神戸ロープウェー「北野1丁目」から7-10分、「風の丘」または「布引ハーブ園」下車。ラベンダーをはじめとした各種のハーブを栽培しており、特に温室では多種多様なハーブを間近に見ることができます。200円、無休。

北野異人館街

駅から西へ、徒歩5分。コメント準備中。

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