静かな駅前には瀟洒な駅舎が似合います

山崎

やまざき Yamazaki
山崎駅
▲山崎駅駅舎《1996年2月22日撮影》

 

青い屋根と馬蹄型の玄関が特徴的な駅です。2面4線から成り、ホームは低い築堤の上に作られています。ホームの西側は大阪府、東側は京都府となっており、ホーム上に府境を示す碑がありました。地下道を通って改札口へと連絡しています。

周囲は閑静な住宅街ですが、天王山と淀川が迫る天然の要害の地となっていることもあり、列車のほか道路の往来も激しくなっています。明智光秀と豊臣秀吉による天王山の戦いの地としても有名です。

停車列車

確認中。

乗り場

南側(駅本屋側)から順に、1番線、2番線…となります。

  • (1.東海道本線下り快速線)
  • 2.東海道本線下り 大阪、神戸方面
  • 3.東海道本線上り 京都、米原方面
  • (4.東海道本線上り快速線)

駅名の由来

確認中。

歴史

かなり早い時期に開業した駅です。

1876年8月9日
吹田、茨木とともに開業。
1971年9月30日
この日かぎりで貨物営業廃止。
1987年4月1日
国鉄の分割民営化に伴い、JR西日本の駅となります。

周辺の見どころ

妙喜庵

駅左手すぐ。室町時代後期に開山された禅寺で、千利休が設計した茶室・待庵があります。2畳という空間と躙口(にじりぐち)を設けており、国宝に指定されています。見学は要事前予約、写真撮影不可。なお、待庵の原寸大模型が、大山崎町歴史資料館に展示されています。

離宮八幡宮

駅から南西へすぐ。平安初期に八幡宮がこの地に動座されたものといわれ、嵯峨天皇の離宮跡だったために現在の名が付きました。室町時代には油座の本所となり、荏胡麻油の販売権を一手に握り栄華を極めました。現在も、油に関する古文書を多数保存しています。境内には「本邦製油発祥地」の石碑が建っていました。

サントリー山崎蒸留所

サントリー山崎蒸留所全景
【写真A-1】サントリー山崎蒸留所全景。《2003年3月30日撮影》
熟成樽
【写真A-2】熟成樽。《2003年3月30日撮影》

駅から西へ線路脇を進み、最初の踏切を北へ渡ってすぐ、徒歩5分。日本最初のウイスキー工場で、初代工場長はのちにニッカウヰスキーの創業者となった竹鶴政孝です。巨大なポットスチル(醸造釜)やすさまじい量の熟成樽などを間近に見られる工場見学と、ウイスキーの試飲を楽しめます。この場所でしか飲めない、山崎産の天然水がお勧め。

アサヒビール大山崎山荘美術館【未訪】

駅から北へ、徒歩10分。コメント準備中。

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