有栖川

ありすがわ
Arisugawa

　帷子ノ辻を出ると、嵐電は閑静な住宅地の中をひたすら西へ進んでいきます。

　有栖川駅は、ホームが千鳥式に配置されている地平駅で、下り（嵐山方面）のホームが東側、上り（帷子ノ辻方面）のホームが西側にあります。駅の周囲には大規模な店舗などはなく、一戸建てを中心とした民家がずらりと並んでいます。観光拠点となる要素に乏しい駅ということもあり、地域にとけ込んだ静かな駅です。

駅名の由来

　地名ともなっている有栖川と同名の川が、駅の西側を流れています。

歴史

　開業当初は「嵯峨野」と称しましたが、1975年8月9日に現在の「有栖川」に改称しています。嵯峨野という駅名から、観光客が不用意に下車するケースが多かったためだと思われます。

周辺の見どころ

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