西院から北へと進んできた列車は、三条通の手前で向きを大きく西へ変え、西大路三条交差点の手前にあるホームに到着します。これが下り線のホームです。
嵐電は、この西大路三条から山ノ内の少し先まで併用軌道区間となり、京都に残った唯一の路面電車らしい風景が展開します。
下りホームは専用軌道に併設されていますが、上りホームは併用軌道上にあり、安全地帯が設置されています。上屋はありません。安全地帯から北側へ横断歩道が延びています。上下両ホームの間を南北に走っているのは西大路通です。
駅の北西側には島津製作所の本社工場があり、関連施設などが駅の近くに多く見られます。
上述のとおり駅の西側を西大路通が通っていますが、この西大路通は京の西を約する境界であり、駅が三条通の西の出口にあたったことから「三条口」という名称になりました。なお、2007年3月19日に現在の「西大路三条」へ改称されています。
特記事項なし。
駅から南西へ、徒歩6分。コメント準備中。
【京都三条口郵便局】西大路三条交差点南東角やや南側。未訪。
2007年1月1日
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