四条大宮駅（京都府：京福電気鉄道

　嵐電の京都市外側ターミナルで、四条大宮の交差点を挟んで阪急京都線の大宮駅とはす向かいの場所に位置しています。このため、乗り換えの際には道路を横断することになります。

　かつてはビルの脇にちょこんと置かれた小さな駅でしたが、1986年に日本生命のビルの1階に収まり、十分な存在感を見せています。

四条大宮駅ホーム

駅ビルの1階にある四条大宮駅のホーム。《2005年7月18日撮影》

　頭端式3面2線のホームが設けられています。このうち中央のホームはごく狭く、点字ブロックがホームのセンターに敷設されているのみなのですが、これで適切な誘導が可能なのでしょうか。車両こそ路面電車スタイルですが、駅のホーム自体は通常の高さなので、少し不安を覚えます。

　列車が到着すると、改札口で運賃の収受が行われます。ただし乗車時はフリーパスのようです。

　四条大宮の駅周辺は、戦前には京都の中でも繁華街を形成している一角でしたが、現在は比較的落ち着いており、より東の堀川通以東が中心街となっています。

駅名の由来

　東西を走る四条通、南北を走る大宮通が交差する位置に設けられたことに由来します。

　嵐山電車軌道のターミナル駅として開設されました。

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