大谷駅の先でトンネルを越えると、京津線は急な下り勾配となり、大津平野へと下っていきます。大津の市街地に入って最初に設けられているのが、上栄町です。
2面2線から成る地平駅ですが、傾斜地であるうえに民家が密集しているため、ホームは細い道路を挟んで千鳥式に設けられています。ホームそのものも非常に狭く、浜大津方面行きホームにのみ簡易型自動改札機が設置されていますが、これも入口と出口がずらして設置されています。基本的に無人ですが、ときおり係員が巡回しています。
大谷駅の先でトンネルを越えると、京津線は急な下り勾配となり、大津平野へと下っていきます。大津の市街地に入って最初に設けられているのが、上栄町です。
2面2線から成る地平駅ですが、傾斜地であるうえに民家が密集しているため、ホームは細い道路を挟んで千鳥式に設けられています。ホームそのものも非常に狭く、浜大津方面行きホームにのみ簡易型自動改札機が設置されていますが、これも入口と出口がずらして設置されています。基本的に無人ですが、ときおり係員が巡回しています。
上栄町駅を出ると、京津線の線路は国道161号線上の併用軌道区間に入り、浜大津駅のすぐ手前まで路面を走っていきます。半径40メートル、勾配40パーミルの急曲線区間から直線道路へ移るわけで、車窓のドラスティックな変化を楽しめる区間です。専用軌道区間から併用軌道区間への入口には信号機が設置されているほか、警報機が置かれています。
併用軌道区間では、道路の中央を4両の大型電車がVVVFインバータ車両特有の音を奏でつつ走っていきます。路面電車と呼べるシロモノではなく、なかなかの迫力があります。
駅の周辺は住宅地となっているほか、昔ながらの個人商店が多く軒を連ねていますが、お世辞にも景気がよいとは思えない雰囲気です。JR大津駅へは500メートルほどと非常に近いのですが、乗換駅として機能しているわけではありません。
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