相対式ホーム2面2線から成る地平駅です。駅舎と改札は、橿原神宮前方面行きホームの大和西大寺方にあり、大和西大寺方面行きホームとの間は構内踏切で連絡しています。また、ホームの外側には、待避線の用地が確保されていました。
駅舎は木造一部二階建てのシンプルなものですが、比較的間口がゆったりと広くなっているのが特徴です。
駅前には個人商店があるほか、農家が密集しています。駅は三宅町に属していますが、三宅町の中心は田原本線の但馬駅付近で、石見駅周辺は静かな農村地帯の趣です。
普通列車のみが停車し、優等列車はすべて通過します。
東から順に、1番線、2番線となっています。
石見地方の農民が労役に付いたことを推測させる地名です。このほか、周囲には但馬、三河、武蔵町といった類似地名が残っています。
大軌畝傍線開通当時からの駅です。
駅から東へ、徒歩10分。奈良盆地における弥生時代の代表的な遺跡で、日本最大級の環濠集落として注目を集めました。現在は国の史跡に指定され、発掘調査が進められるいっぽう、楼閣が復元されるなど、史跡公園として整備が進められています。遺跡には「唐古・鍵&考古学ミュージアム」が設置されています(観覧料200円、月休)。
【URL】http://www.karako-kagi-arch-museum.jp/(「唐古・鍵遺跡&考古学ミュージアム」)
2008年8月18日
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