石切劔箭神社への参詣拠点

新石切
しんいしきり
Shinishikiri

新石切駅

 島式ホーム2面3線から成る高架駅ですが、このうち中央にある線はほとんど使われていないようです。なお、この中央線は島式ホームに挟まれる形になっていますが、北側(生駒方面)には柵が設けられており、南側(長田方面)のみ乗降が可能です。

新石切駅ホーム

新石切駅ホーム。《2007年7月15日撮影》

 駅は、第二阪奈道路が地下に入るところに設けられており、南北を国道170号線(旧道)が走っています。石切神社への参詣には奈良線石切駅よりもこちらのほうが便利ですが、奈良線石切駅からの参道は一見の価値があるので、新石切駅へは復路に利用することをお勧めします。

乗り場

 北側から順に1番線、2番線、3番線となっています。なお、1番線ホームの反対側には番線表示はありません。

駅名の由来

 「石切」の地名は、石切劔箭神社に由来します。「新」が付いているのは、奈良線石切駅との区別を付けるためです。

歴史

 近鉄東大阪線(長田-生駒)が開通した際に設置された駅です。

周辺の見どころ

石切劔箭神社

 駅から北東へ、徒歩8分。「でんぼ(できもの)」の神様として知られており、一般的には「石切神社」または「石切さん」と呼ばれています。「石切」の名は、神威が石をも切り裂くほど強大であることに由来しますが、これから病気を切り取ってくれるというイメージが定着しました。なお神社とは関係ありませんが、奈良線石切駅から続く参道商店街には、一種独特の“占い”などの看板がギッシリ並んでおり、ディープな空間を形成しています。

【URL】http://www.ishikiri.or.jp/

2008年1月11日

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