島式ホーム2面3線から成る高架駅ですが、このうち中央にある線はほとんど使われていないようです。なお、この中央線は島式ホームに挟まれる形になっていますが、北側(生駒方面)には柵が設けられており、南側(長田方面)のみ乗降が可能です。
駅は、第二阪奈道路が地下に入るところに設けられており、南北を国道170号線(旧道)が走っています。石切神社への参詣には奈良線石切駅よりもこちらのほうが便利ですが、奈良線石切駅からの参道は一見の価値があるので、新石切駅へは復路に利用することをお勧めします。
北側から順に1番線、2番線、3番線となっています。なお、1番線ホームの反対側には番線表示はありません。
「石切」の地名は、石切劔箭神社に由来します。「新」が付いているのは、奈良線石切駅との区別を付けるためです。
近鉄東大阪線(長田-生駒)が開通した際に設置された駅です。
駅から北東へ、徒歩8分。「でんぼ(できもの)」の神様として知られており、一般的には「石切神社」または「石切さん」と呼ばれています。「石切」の名は、神威が石をも切り裂くほど強大であることに由来しますが、これから病気を切り取ってくれるというイメージが定着しました。なお神社とは関係ありませんが、奈良線石切駅から続く参道商店街には、一種独特の“占い”などの看板がギッシリ並んでおり、ディープな空間を形成しています。
2008年1月11日
ご意見、ご感想などは、脇坂健までお願いいたします。
Copyright ©1999-2008 Wakisaka Ken. All Rights Reserved.