相対式ホーム2面2線から成る地平駅です。下りホームは現在相対式ホームの一方として使われていますが、その後ろ側には側線があり、かつては島式として使われていたのかもしれません。駅本屋は上りホームに面しており、下りホームとの間は構内踏切で連絡しています。上りホームに整備されている植え込みがなかなかきれい。
駅舎は社殿風のつくりになっていますが、大和棟風の吉野とは異なり、屋根が控えめで開口部が大きくなっているため、軽快な印象を与えます。駅舎は駅前広場よりも少し高いところにあり、改札の脇に待合室が設けられています。なお、改札内には待合室はありません。
吉野神宮の最寄り駅であるほか、吉野町の中心街に近く、病院をはじめ駅周辺に各種の施設が整備されています。駅周辺には木材加工工場が数多く立地しており、吉野杉で有名な林業の町らしい雰囲気が色濃く漂っています。
特急停車駅です。
1番線は欠番になっていますが、これは上述の側線の使用を想定したものと思われます。
特記事項なし。
吉野鉄道が全通した際に設置された駅です。
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2009年10月5日