2面3線の地平駅で、下り乗り場が島式ホームとなっています。この配線は列車待避を目的としたものではなく、下り外側線は羽倉崎を始発とする列車の折り返し線として利用されています。
駅舎は他の駅と同様、上りホーム側にあり、下りホームとは地下道で連絡しています。駅舎は木造モルタルの年季もので、鉄棒でつり下げられた軒にRが施されています。柱の複雑な木組みが見られ、資材不足の時期に建てられたものと推測されます。
関西空港計画当初では、この羽倉崎から線路が分岐する予定でしたが、実際には泉佐野から分岐することになり、羽倉崎は静かな駅のままです。
駅の改札を出ると、銀行や商店が並んでいますが、少し離れると畑作地帯になります。
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戦時中の1942年2月に設置されました。時期から推察するに、佐野飛行場、および短期高等海員養成所(現在の佐野中学校の位置)へのアクセス駅と位置づけられたのでしょう。
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【泉佐野羽倉崎郵便局】駅から北へ、徒歩6分。未訪。
2005年8月27日
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