泉大津市と高石市の市境付近に位置しており、周辺の住宅開発によって戦後に設置された駅です。
駅は2面2線の対向式ホームから成り、上下線は完全に分離しています。メイン駅舎は下り線側にあり、下にいくほど細くなる柱を持ち、コーナーを直線で構成している鉄筋のものです。1950年代後半という時代の駅舎にはシンプルなマスプロ型駅舎が多いものですが、それでも個性を感じられる駅舎にしているのは、さすが南海というべきでしょうか。
いっぽう上り線側の駅舎は、機能本意のコンパクトなものです。
北助松駅のすぐ北側で堺泉北道をアンダークロスしているため、この駅の高架化は見送られています。駅が開業した当時は海が近く、夏には海水浴客で賑わったといわれますが、現在では砂浜は工場群と変じており、当時の面影はありません。駅の周辺は商店街となり、その周囲に住宅地が広がっています。高石高校や清風南海中学校・高校が近く、中学生や高校生の利用が多いのも特徴です。
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2005年8月24日