地元および和歌山市からの請願を受けて設置された新設駅です。それまで南海電気鉄道の駅は99駅だったため、同社100番目の駅という表示を見たことがありますが、実際には現・阪堺電気軌道が南海電気鉄道経営だった時期も考慮すると、必ずしも“100番目”というわけではありません。
相対式ホーム2面2線から成る地平駅です。新設駅らしく、エレベータが設けられておりバリアフリーに対応、また各ホームにそれぞれゆったりした待合室が設けられています。
地元および和歌山市からの請願を受けて設置された新設駅です。それまで南海電気鉄道の駅は99駅だったため、同社100番目の駅という表示を見たことがありますが、実際には現・阪堺電気軌道が南海電気鉄道経営だった時期も考慮すると、必ずしも“100番目”というわけではありません。
相対式ホーム2面2線から成る地平駅です。新設駅らしく、エレベータが設けられておりバリアフリーに対応、また各ホームにそれぞれゆったりした待合室が設けられています。
レールの上を跨ぐ形で橋上駅舎が設けられており、また東側と西側にそれぞれ駅ビルが建っています。改札口はかなりゆったりとしたつくりですが、自動改札機の数は3基。ラッシュ時にこれで間に合うのでしょうか。
開業直後の段階では、駅施設はもちろん完全に完成していたものの、それ以外の設備はなお工事中で立ち入り禁止の区画ばかりとなっていました。エレベーターも出口は閉ざされているという有様です。ひとまず大学の新学期に向けて、駅機能のみを先行して供用開始したといったところでしょう。
東口駅前には大きなロータリーが整備されており、バス停やタクシー乗り場も用意されています。駅名となった和歌山大学はこちら側からアクセスすることになりますが、それでも距離にして2km弱、歩いて20分はかかります。これで「前」というにはかなり無理があるように思うのですが。
なお、駅の南東側にはふじと台住宅地が広がっており、このため副名称に「(ふじと台)」が入っています。
駅は孝子峠南側の谷間に設けられているため、東西方向に急斜面となっています。このため、駅の東側は高く橋上駅舎と駅前広場がほぼ同じ高さなのに対し、西側は低く線路よりもさらに低い位置にあります。西口は国道26号線がすぐ隣を走っており、そこから脇に入る形で駅前広場が広がっています。こちらにもバス停がありますが便数は多くなく、今後の開発しだいでしょうか。なお、西側にはノーリツ鋼機の本社が徒歩圏内にありますが、相当な急坂を上り下りする必要があり、ここへの利用者はあまり期待できないように見えます。
開業直後は売店すらなく、純粋に乗り降りする機能のみでした。施設面では非常に立派な駅ビルを擁しているだけに、今後開発の拠点になっていくのでしょう。3年後、5年後が楽しみです。
特急「サザン」が停車します。
東側から順に、1番線、2番線となります。
近くにある大学の名称によるもので、駅名は公募で決定しました。
詳細は確認中。
確認中。