兵庫県川西市北部の住宅地を走る鉄道路線を運営する企業で、本社は兵庫県川西市にあります。
阪急阪神ホールディングスの連結子会社で、車両のカラーリングなども阪急のそれに準じており、阪急宝塚線への直通列車も設定されているなど、阪急の支線に近いような扱いになっています。起点である川西能勢口、主要駅である平野と山下以外はすべて無人化されており、平野および山下からの遠隔管理が行われています。なお、鉄道線のほか、妙見山へ向かうケーブルカーとリフトも運営しています。
1908年に設立された能勢電気軌道が鉄道を敷設したものの、参詣客輸送には限りがあり、沿線にあった三ツ矢サイダー工場からの貨物輸送が中心でした。戦後に通勤路線化が進み、1978年10月1日には現在の能勢電鉄に社名を変更しています。
（2006年10月14日）
（2008年1月8日、加筆修正）
【URL】 http://noseden.hankyu.co.jp/
★1989年6月25日、全線完乗。2007年9月17日、ときわ台にて全駅乗降。全駅の写真を掲載しています。
阪急宝塚線の川西能勢口駅から、山下を経て妙見口へいたる12.2kmの路線です。能勢妙見山への参詣客輸送を狙って敷設された路線ですが、現在では川西以北に開発された住宅地からの通勤輸送が中心になっています。
川西能勢口発の列車は、妙見口行きと日生中央行きが交互に運転され、行き先が異なる場合は分岐駅である山下で区間運転列車に乗り換えることになります。また、阪急梅田直通特急「日生エクスプレス」も運転されています。川西能勢口から山下までが複線化されています。なお、かつては川西能勢口から川西国鉄前までの線路があり福知山線と連絡していましたが、1981年12月19日かぎりで廃止されました。
（2008年1月8日）
川西能勢口－絹延橋－滝山－鶯の森－鼓滝－多田－平野－一の鳥居－畦野－山下－笹部－光風台－ときわ台－妙見口
コメント準備中。
[山下]－日生中央
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