水田の脇の棒線駅

笹部
ささべ
Sasabe

笹部駅

 山下から次の笹部まではわずか0.4kmという距離なので、電車は発車したと思うとすぐに停まります。カーブを描いておりトンネルもあるため、駅相互で見とおすことはできません。

 築堤上にホームが設けられている、片面1線のみの棒線駅です。ただし山下側は複線となっており、ホーム部分も複線用のスペースは確保されています。

笹部駅ホーム

笹部駅ホーム。《2007年9月17日撮影》

 ホームの北側は低地となっており、水田が広がっています。これまでの各駅とは様相が大きく異なりますが、南側に目を向けると住宅が建ち並んでいます。改札および出口はホーム北側にのみ設けられており、住宅地のある南側へ進むには、妙見口方にある跨線橋を通ることになります。

笹部駅を横から望む

笹部駅を横から望む。《2007年9月17日撮影》

 外から見ても駅名表示などはなく、自動券売機と自動改札機が1つずつあるのみという、能勢電鉄の中で最も設備が貧弱な駅となっています。

駅名の由来

 確認中。

歴史

 能勢電気軌道が一ノ鳥居(現・一の鳥居)から妙見口まで路線を延伸した際に設置された駅です。

周辺の見どころ

 特になし。

2008年1月8日

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