住宅地が尽きたところにある登山ルートの入り口駅

六甲ケーブル下

ろっこうけーぶるした
Rokkocableshita
六甲ケーブル下駅
▲六甲ケーブル下駅駅舎《2006年2月4日撮影》
六甲ケーブル切符売り場
【写真1】切符売り場の周りもログハウス調。《2006年2月4日撮影》

六甲山へのアクセス拠点となっているケーブルカーの登り口です。駅舎はログハウス調のもので、白壁と丸太、それに石組みを調和させたデザインになっています。

駅は、鶴甲つるかぶと団地を登り切ったところにあります。この団地は、JR六甲道駅付近から続く勾配上に位置しており、団地付近の道路は大きなカーブを描いています。このため、駅も傾斜地上にあり、駅前のロータリーも傾いています。

阪神御影、JR六甲道、阪急六甲とこの駅を結ぶ路線バスが頻繁に運転されていますが、これは六甲ケーブルアクセスと団地住民利用の二つの面があります。こういった事情もあり、観光バスがガンガン乗り付けるという雰囲気はないものの、便によってはハイカーの大群でバスが満員になることもあります。駅の脇からは、表六甲ドライブウェイや六甲有料道路が延びています。

六甲ケーブル
【写真2】2連から成る六甲ケーブルのケーブルカー。両脇の窓ガラスがないオープンスタイルで、自然の空気に触れることができますが、冬季や荒天時には辛いものがあります。《2006年2月4日撮影》

駅は阪神・淡路大震災時に改築され、コンコース脇にはスロープが設けられているほか、小展望台があります。ケーブルカー改札脇には、やはりログハウス調の切符売り場があり、これが観光案内所を兼ねています。駅構内の施設にはこれといったものはありませんが、六甲山上各施設の営業状況を示す看板が常時設置されています。

ホームは、ケーブルカーに一般的な1面2線で、改札を入って左側が乗車ホーム、右側が降車ホームとなり、いずれも階段状となっています。

なお、駅のすぐ南側をの地下を、山陽新幹線が通っています。

駅名の由来

特記事項なし。

歴史

六甲越有馬鉄道の手によって、1932年3月に開業しました。

周辺の見どころ

確認中。

【六甲ケーブル線】 六甲ケーブル下六甲山上

2003年10月13日
2006年3月12日、写真を追加の上加筆修正

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