昭和初期の雰囲気を残す、クラシックなコンクリート造りの駅舎が残っていますが、震災後に外壁が改修されてこざっぱりしたものになり、玄関付近を除いてあまり目を引く建物ではなくなってしまいました。
それでも、駅舎内には曲線と直線を巧みに組み合わせた造形が見られ、レトロな空気を醸し出しています。
ケーブルカーには一般的な、降車ホームと乗車ホームを単線が挟む形になっています。かつては、この六甲山上駅から表六甲を経て有馬へいたるロープウェイがあり、六甲山をケーブルカーとロープウェイで横断することができましたが、現在は六甲山上-表六甲が廃止されています。ロープウェイの乗り場はケーブルカーホームと直結していますが、現在はシャッターが降りて出入りできなくなっています。
駅前はバス乗り場と茶店が一軒あるのみで、これといったものはなく、あくまでも表六甲へ行くための中継点という趣です。六甲山上は神戸市有数の観光地ですが、もともと別荘地として開発されたという経緯もあって定住者も一定数あり、小学校もあります。
駅名の由来
特記事項なし。
歴史
詳細は確認中。
- 【1932年3月10日】 開業。
周辺の見どころ
確認中。
その他
- 第1回「近畿の駅百選」(国土交通省近畿運輸局)選定駅。
- 経済産業省、六甲山上駅を「近代化産業遺産群33」を構成する産業遺産として認定。[2007年11月30日発表]
【六甲ケーブル線】 六甲ケーブル下-六甲山上