尾上の松
おのえのまつ
Onoenomatsu

尾上の松駅

 2面2線から成る地平駅で、駅舎は上りホームに接する形で設けられています。横に平べったい形状の駅舎は、山陽電車の駅として他にも見られるスタイルです。上下ホームは地下道で連絡しています。

保線区

駅の南側には保線区があります。《2005年3月12日撮影》

 駅の南側には保線区があり、側線の脇にはレールが積まれていました。

 駅舎の北側にロータリーがあり、それに隣接して市場がありましたが、下車したのが土曜日の朝だったせいか、人の気配はまったくありませんでした。

 駅の南側に、線路と平行して走る道路は、1984年に廃止された旧国鉄高砂線の線路跡地を転用したものですが、現在では鉄道線の痕跡はまったく残っていません。

駅名の由来

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歴史

 特記事項なし。

周辺の見どころ

尾上神社

 駅から南へ、徒歩10分。神功皇后に由来するという神社で、かつては「高砂」という地名は、この神社を中心とした尾上地域を指していたと言われています。神木である「尾上の松」が有名で、現在の松は五代目に当たり、樹齢は100年ほど。これにかぎらず、境内には大小さまざまな松があり、社殿の回りは松だらけといった印象を受けます。拝観自由。

http://www.eonet.ne.jp/~onoe-jinja/

鶴林寺

 駅から北東へ、徒歩15分。「播磨の法隆寺」と呼ばれる名刹で、白鳳時代以来の聖徳太子信仰に支えられてきました。国宝に指定されている本堂や太子堂をはじめ、数多くの文化財を抱えています。寺の裏側一帯は、鶴林寺公園として整備されており、夏にはセミの大合唱で意識を失いそうになります。また寺の東側には、なぜか蒸気機関車が静態保存されていました。拝観料500円、無休。

http://www.kakurinji.or.jp/

【加古川尾上郵便局】駅から南へ、徒歩10分。未訪。

2005年6月16日

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