信濃吉田の先で長野電鉄はJR信越本線をオーバークロスし、田畑が多く見られるようになる区間に入ります。
朝陽駅は島式ホーム1面2線から成る地平駅で、普通列車のみが停車する有人駅です。須坂方にある構内踏切をわたり、南東側にある駅舎へ連絡します。
駅舎は木造平屋建てで、玄関は線路と平行になっているほか、線路側に大きな庇が張り出しており待合室を経由せずに改札を出入りできます。玄関部分に小さな軒が設けられています。
ホームには屋根が設けられているほか、屋根の先の部分に古典的な木造の待合室が置かれています。
長野から続いてきた複線区間はこの朝陽までとなっており、ここからは単線となります。なお、折り返し設備があり、長野方面からの区間列車の運転が可能です(2007年9月現在の通常ダイヤでは設定なし)。朝陽の先、長野電鉄線は村山橋で千曲川を渡ります。
駅前には大きな自転車駐輪場が整備されており、駅の周辺は住宅地となっています。この朝陽から、しだいにリンゴ畑を中心とした田畑が車窓を飾るようになっていきます。
停車列車 [2011年2月13日現在]
2011年2月ダイヤ改正で、B特急が停車するようになりました。
乗り場
確認中。
駅名の由来
朝陽の駅名は、駅開業当時の村名である朝陽村から取ったものです。朝陽は日照のよい地域を指す地名と思われますが確認は取っていません。なお旧朝陽村の中心部は、駅から南に離れています。
歴史
長野電気鉄道が須坂-権堂間を開通させた際に設置された駅です。
- 【1926年6月28日】 長野電気鉄道の須坂-権堂間が開通し、朝陽駅開業。
- 【1926年9月30日】 長野電気鉄道が河東鉄道に合併し、長野電鉄の駅となります。
周辺の見どころ
確認中。