信州中野駅を発車した長野線の電車は、中野市街の西側をぐるりと遠巻きにしながら右へと上り勾配を進み、中野市街地の北辺付近に位置する中野松川駅に到着します。
片面ホームのみの棒線駅ですが、小ぶりながらもしっかりした駅舎があり、かつてはこの駅にも駅員がいたことがうかがえます。大きな庇が張り出しているのが特徴で、駅から道路へのアプローチはきれいに整備されています。駅舎そのものは改修されていないのですが、これは古い木造駅舎を大事にしようとしたのか、整備費を極力抑制した結果なのか、定かではありません。
駅のすぐ脇には小学校があるほか、ここから南側にかけて中野市の市街地が伸びています。もっとも、道路が整備され商店街もそれなりに営業してはいるものの、あまり活気は感じられませんでした。
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河東鉄道が信州中野から湯田中まで路線を延長した際に設置された駅です。
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2007年10月4日
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