2面3線から成る地平駅で、特急列車を含むすべての列車が停車する有人駅です。駅本屋は片面ホームに面しており、島式ホームとの間は構内踏切で連絡しています。
駅舎は、観光客を意識したと思われる和風のものに大きく改築されており、観光案内所などを併設しています。
島式ホームの中ほどには、古くから使われていると思われる短いホーム屋根と、これに続く待合室があります。
駅構内には「ながでん電車の広場」があり、長野電鉄で使われていた車両や設備などが展示されています。小布施駅の前後で有効な乗車券を所持している旅客であれば、自由に見学することができますが、やや車両の傷みがみられるうえ、上屋支柱があまりにも無粋で全体を見ることが難しいのが残念なところ。特に、駅のやや外れに置かれている旧松川橋梁のトラスは貴重な遺構です。
小布施は栗の産地として知られているほか、晩年に葛飾北斎が滞在した街でもあり、残っている歴史遺産を観光資源として売り出しています。小布施駅はその玄関口という位置づけになっており、駅前には観光客を見込んだ飲食店や土産物屋が見られます。
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河東鉄道が須坂から信州中野まで路線を延長した際に設置された駅です。
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2007年10月2日
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