信濃竹原駅を出た電車は、夜間瀬川をわたって上り勾配を進みつつ右へカーブすると、ほどなく夜間瀬に到着します。
片面ホームの上に待合室が置かれているのみの棒線駅で、駅舎と呼べるものはありません。
ホームは線路側に向かって高くなるように傾斜していますが、これは嵩上げが行われた結果でしょうか。ホーム中ほどにはプレハブの待合室がありますが、私が下車したときには蜘蛛の巣があちこちにあり、中に入るにはためらいを覚えました。
駅の出口付近には古色蒼然たる便所があり、こちらは何十年も手を加えられていないようです。駅の湯田中方すぐのところには、公式の踏切であるのかどうか定かではないものの、人が線路を踏みしめて通路となっているところがあります。
駅の周囲には民家がある程度固まっており、信濃竹原や上条といった駅に比べると人の気配が濃厚に感じられる駅ではあります。特に商店街などはありませんが、駅を出てすぐ大衆食堂があるほか、数戸の個人商店がみられます。
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河東鉄道が信州中野から湯田中まで路線を延長した際に設置された駅です。
特になし。
2007年10月5日
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