民家にしか見えない駅舎はほんものの民家

東屋代 【廃止】

ひがしやしろ
Higashiyashiro

このページは、路線廃止前の情報をもとに記載しています。

東屋代駅
▲東屋代駅駅舎《2007年8月26日撮影》
東屋代駅ホーム
【写真1】東屋代駅駅舎内。《2007年8月26日撮影》

屋代駅を出た屋代線の電車はしばらくしなの鉄道線と並行に進み、900メートルほど進んでから右へ分かれたのち、長野新幹線の高架下を抜けると、ほどなく東屋代駅に到着します。

単式ホームのみの棒線駅で、古い木造駅舎が残っています。駅舎の造作は鉄道施設というよりも民家に近く、切妻に巨大な庇を設けてその下を改札および待合室にするという、いささか安直な駅舎になっています。なお、筆者がこの駅を訪れたときには駅舎脇に洗濯物が干されており、実際に民家として使われているようです。

駅舎の内部はごくシンプルなつくりになっていますが、それでも出札窓口と簡単なラッチ、据え付けのベンチがあり、鉄道駅らしい雰囲気を出しています。

東屋代駅ホーム
【写真2】東屋代駅ホーム。駅舎の反対側には中学校があります。《2007年8月26日撮影》

ホームの幅は比較的ゆったりしており、屋根などはないため見通しがよくなっています。ホームは比較的最近になって嵩上げされたようで舗装はきれいになっています。

駅の周辺は住宅地となっており、駅は民家の中をとおる路地を入ったところに設けられているため、少しわかりにくくなっています。屋代高校の最寄り駅ですが、しなの鉄道に屋代高校前駅が設置されたため、しなの鉄道沿線の高校生はそちらに逸走したものと思われます。

駅名の由来

特記事項なし。

歴史

河東鉄道が最初に屋代-須坂を開通させた際に設置された駅です。

周辺の見どころ

確認中。

【屋代線】 屋代東屋代雨宮岩野象山口松代金井山大室信濃川田若穂綿内井上須坂

▲ このページの先頭へ ▲