戸倉上山田温泉の玄関駅で、2面3線から成る地平駅です。駅本屋は西側(篠ノ井方面行きホーム)にあり、島式ホームとの間は跨線橋で連絡しています。このほか側線が多く、車両の留置線として利用されています。
駅舎は鉄筋コンクリート造り平屋建てのもので、1970年代に改築されたと思われる機能本位のものですが、アールのついた窓枠に特徴があります。改札の内外ともにアクセスできる立ち食いそばのスタンドがあるほか、しっかりした待合室があります。なお、出口は駅舎のある西側のみで、反対側には出口はありません。
駅前にはロータリーが整備されており、多数のタクシーが待機していました。駅正面には、温泉街であることを示すゲートがありますが、ややうらぶれた雰囲気を醸し出しています。