基山を出ると、甘木鉄道のレールバスは工場や配送センターが居並ぶ内陸工業地域の中を進んでいきます。あまり車窓におもしろみを感じられないまま、九州自動車道をアンダークロスする部分に設けられている立野駅に到着します。
鉄骨の上にサイドボードを渡しただけという簡素な無人駅で、駅舎はおろか待合室もなく、ホーム上に設置されている木のベンチと灰皿が設備のすべてという駅です。
駅の東側と西側にそれぞれ出ることができますが、西側は工場の裏手から路地のようなところにつながっているのみなので、基本的には東側が表口にあたるのでしょう。駅前には標柱が立って駅の所在をアピールしていますが、肝心の駅は購読道路の下を通っている歩道にしか見えず、どうにも存在感が欠けるものです。
立地を考慮すると工場への通勤客が主要な利用者になっているのでしょう。私が下車したときにも地元の利用者はいましたが、あまり人のにおいが感じられない駅でありました。
駅名の由来
確認中。
歴史
甘木鉄道転換後に設置された駅です。
- 【1987年11月1日】 開業。
周辺の見どころ
確認中。