若松競艇場の最寄り駅として設置された駅です。競艇開催日には数多くのギャンブラーであふれると思われる駅ですが、それ以外の日は住宅に囲まれた地味な駅です。昼間時間帯のみ営業しており、おそらく業務委託駅と思われます。
相対式ホーム2面2線から成る地平駅で、下り(折尾方面行き)ホームの若松方に鉄骨平屋建ての無骨な駅舎が、線路と垂直向きにのっそりと建っています[1]。
下りホームから駅舎にかけてのアプローチが妙に広くゆったりしているのは、山陽電気鉄道網干線の広畑駅を想起させますが、多数の利用客が訪れた際の動線を考慮したものでしょうか。もっとも、上りホームとの間を結ぶ跨線橋は狭く、ここで渋滞が起きそうではあります。
駅舎があるホーム(南側)の乗り場から順に、1番線、2番線となります。
駅名の由来
洞海湾の奥のほうにあるということで付いた駅名でしょうが、何とも安易です。
歴史
戦後に設けられた、筑豊本線では新しい駅です。
- 1953年11月6日
- 奥洞海仮停車場として開業。当初は、開閉期日および取扱区間は門司鉄道管理局長が定めるものとされました。
- 1962年11月1日
- 仮停車場から停車場へ格上げ、隣駅距離が公示され旅客取扱制限も撤廃されました。
- 1987年4月1日
- 国鉄の分割民営化に伴い、JR九州の駅となります。
- 2017年3月4日
- 無人(遠隔管理)化[2]。