2020年7月4日に発生した令和2年7月豪雨に伴う災害のため、肥薩線は八代-吉松間が運休となっています。(2020年7月24日現在)
八代から球磨川沿いに谷を分け入ってきた肥薩線は、この人吉で一息つく格好になります。この先は急峻な矢岳越えとなり、区間利用者がほとんどいなくなるため、亜幹線としての機能を失った同線では、観光客をターゲットとした列車「いさぶろう」「しんぺい」を走らせることで、観光路線としてのテコ入れが図られています。
駅舎は1977年6月1日に営業を開始した鉄骨2階建て(一部平屋)のもので、城下町である人吉の町を意識したデザインになっています。
駅は人吉の市街地からやや北西に離れており、温泉街に位置しています。
歴史
八代からこの人吉までが、一気に開業しました。1909年10月12日には人吉本線と称しましたが、同年11月21日に人吉-吉松が開業したことを受けて、鹿児島本線となっています。その後、1927年10月17日、海沿いの路線がメインルートになったことを受けて、肥薩線と改称されました。
略年表(クリックまたはタップで開閉)
- 1908年(明治41年)6月1日
- 開業。
- 1977年(昭和52年)6月1日
- 新駅舎供用開始[1]。
- 2020年(令和2年)7月4日
- 令和2年7月豪雨に伴う水害に伴い、肥薩線・八代-吉松間が運休。