山川

やまかわ Yamakawa
山川駅
▲山川駅《2005年3月7日撮影》

 

山川駅構内
【写真1】山川駅に停車中のディーゼルカー。《2005年3月7日撮影》

指宿方面からトンネルを抜けてすぐ、海と崖の間のごく狭小なスペースに設置されている有人駅です。

列車の交換が可能であるほか、鹿児島中央・指宿方面からの列車の大半がこの山川で折り返す格好になっています。歴史的にも、山川以北が戦前、山川以西が戦後の路線となっていますが、運転系統も大きく分かれており、山川以西の列車本数は大きく減っています。

駅舎はコンクリートブロック造りで、南国らしさを強調したペインティングやオブジェなどが随所に見られます。もっとも、構造物が高度経済成長期の公共建造物らしく無機質なものなので、やや寒々しいのが残念。駅舎の脇には“日本最南端の有人駅”という標柱がありますが、やはり最南端の駅といえば、2つ先の西大山でしょう。

駅は山川の市街地から大きく離れており、駅前には時代を感じさせる観光客相手の食堂が数戸建つのみです。山川の中心街は駅から遠望できる砂嘴の尖端付近で、カツオ漁業の拠点となっています。山川町内には各地で温泉が湧出しており、指宿とともに砂むし温泉が人気。

停車列車 [2017年5月現在]

すべての列車が停車します。

乗り場

確認中。

駅名の由来

確認中。

歴史

指宿線の終着駅として1936年3月に開業しました。この先の区間が開通したのは、戦後の1960年になってからのことです。

1936年3月25日
開業。
2016年3月26日
無人化[1]
2016年10月3日
簡易委託化[2]

周辺の見どころ

成川温泉【未訪】

山川駅周辺一帯に湧出する温泉。

  1. JR九州プレスリリース「駅営業体制の見直しについて」[PDF] (2016年2月5日)。※2017年5月10日現在リンク切れ
  2. 南日本新聞「本土最南端の有人駅復活 JR山川駅が窓口営業再開」(2016年10月4日)。※2017年5月10日現在リンク切れ

このページの先頭へ