肥薩おれんじ鉄道の出水駅の西側に設けられた、対向式2面2線から成る高架駅です。駅の規模は新水俣より小ぶりですが、駅改札付近には飲食店があるなど、市の玄関駅という雰囲気があります。尖った山をいくつも連ねたような屋根が印象的です。
出水は薩摩北部における農漁業の拠点で、現在は重要伝統的建造物郡保存地区に指定されています。ツルの飛来地としても有名です。
駅の北側(新八代方)には、出水市の観光特産品館「飛来里(ひらり)」があり、名産品発売店や観光案内所のほか、多目的ホールなどが用意されています。駅を観光拠点に据えようとする出水市の意気込みが伺えますが、私が訪れたときには閑散としており、何倍もの店員の中を歩くのは、非常に居心地が悪かったものです。
停車列車 [2010年9月現在]
確認中。
乗り場
確認中。
駅名の由来
確認中。
歴史
九州新幹線開業時に、在来線と同じ位置に設置された駅です。在来線の駅は、肥薩おれんじ鉄道が使用しています。
- 【2005年3月7日】 九州新幹線(鹿児島ルート)の新八代-鹿児島中央間が開通した際、開業。
周辺の見どころ
出水麓武家屋敷群【未訪】
駅から南へ、徒歩20分。薩摩藩が設けた外城(とじょう)の一つで、往年の武家屋敷が残り、石垣や生垣などが伝統的な景観を今に伝えています。