相良藩願成寺

さがらはんがんじょうじ
Sagarahanganjōji
相良藩願成寺駅

 

人吉駅を発車したくま川鉄道の列車は、JR肥薩線の線路と1.3kmほどの間、平行して走っており、一見、複線化されているように見えます。その肥薩線が右に分かれると、すぐに相良藩願成寺駅に到着します。

やや右へとカーブを描く、片面ホーム1面1線の駅です。有人駅で、駅舎は城下町を意識した木造のものですが、武家屋敷なのか蔵なのかよくわからないのがご愛敬。駅舎には「子ども図書室」が併設されています。

現在の駅名「相良藩願成寺」は、人吉盆地を治めていた相良藩の名と、相良家の菩提寺であり駅周辺の地名ともなっている願成寺をつなげたものです。駅の周辺は人吉市郊外の住宅地で、近くには人吉高校があり、高校生が多く出入りしています。

駅名の由来

確認中。

歴史

1937年4月に「東人吉」という駅名で開業しました。長らくこの駅名のままでしたが、JR九州からくま川鉄道に移管される際に、現駅名に変更されています。

1937-04-01
開業。
1994-03-23
上下ホーム分離のうえ新駅舎を供用開始、ホーム延長により7両対応化[1]

周辺の見どころ

球磨川下り【未訪】

駅から南へ、徒歩7分。球磨川を木製の舟で下っていきます。

人吉城跡公園【未訪】

駅から南西へ進んで球磨川を渡り、徒歩12分。自然の要害をいかした相良家の居城でしたが、幕末の大火で消失し、現在は石垣と、一部復元された白壁があります。

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