唯一の交換可能駅
南阿蘇鉄道線の中で、唯一の列車交換可能駅です。これ以外の駅は、車両基地のある高森駅を除いて列車は一本しか入れません(立野駅はJRと線路がつながっているため物理的には可能です)。
南阿蘇鉄道は、2016年4月14日および16日に発生した熊本地震のため、立野-中松間が運休となっています。(2016年8月2日現在)
南阿蘇鉄道線の中で、唯一の列車交換可能駅です。これ以外の駅は、車両基地のある高森駅を除いて列車は一本しか入れません(立野駅はJRと線路がつながっているため物理的には可能です)。
相対式ホーム2面2線から成る地平駅で、両ホームの間は高森方にある構内踏切で連絡しています。列車は行き違いがない場合でも進行方向左側に進入するため、駅舎のある北側ホームが下り(高森方面)、南側ホームが上り(立野方面)の乗り場となっています。なお、国鉄時代には全線一閉塞でしたが、現在の設備は南阿蘇鉄道転換時に設置されたもので、そのためか上りホームは簡素なつくりになっています。
駅舎は大規模に改築されていますが、正方形の対角線を地面と平行および垂直にするような形状の屋根になっています。ダイヤ型というか、◇の形と表記するのがわかりやすいでしょうか。ところどころに設けられている飾り窓などにも◇が使われており、駅全体のトータルデザインとして用いられています。
ところどころ、鉄骨を露出させているところもあり、なかなか特徴のある外観ではありますが、そのため改築後の古さがかえって目立っているように思えます。
駅舎内には「そば処 南阿蘇一心庵」が入居しており、土日祝日に営業しています。私が訪れたのは平日だったため営業していませんでした。待合室としてのスペースはかなり狭めです。
駅は中松地区の集落のほぼ中心部に位置しており、駅周辺にはそれなりに民家が集まっています。駅の北東側には大きな農業倉庫があり、かつてここが農作物の集散拠点だったことがうかがえます。また、駅至近には集合住宅も見られます。
番線表示はありません。列車交換がない場合でも、全列車が左側に進入します。
確認中。
路線開業当初からの駅です。
確認中。