三苫を出ると、車窓の風景がかなり変わってきます。それまでは福岡のベッドタウンとして造成された住宅が並んでいたものが、畑を中心として民家がぽつぽつ建つというものになります。ローカル色が強くなってきたと思うと、間もなく終点、西鉄新宮です。終点といっても、2007年以前は津屋崎まで線路が延びていたため、中間駅らしい雰囲気であり、終着駅としての風情はあまり感じられません。
島式ホーム1面2線から成り、南西側にある駅本屋との間は構内踏切で連絡しています。
ホームの東側には、廃止となった津屋崎方面への代替バスの発着場があり、ここにはバスの展回場のほか待合室も用意されています。この先しばらく廃線跡の用地がフェンスに囲まれたまま残っていますが、2011年3月に訪れた際には、レールや枕木などはすべて撤去されていました。なお、廃線跡地は住宅地に転用する計画のようですが、これに反対する横断幕がそこかしこで見受けられました。
駅舎は一部2階建てのごくオーソドックスなもので、電車の乗り場へはフラットに出入りできます。自動券売機とICカード対応の簡易改札機が置かれています。
駅の周辺には民家が多く建っていますが、昔からの住宅が多いようです。駅前には商店らしきものはなく静かなたたずまいです。なお、新宮町役場や新宮高校の最寄り駅はJR新宮中央駅で、西鉄新宮からは1kmほど離れています。
乗り場
駅本屋と反対側(北側)から順に、1番線、2番線となります。
- 1-2.貝塚線上り 西鉄香椎、貝塚方面
駅名の由来
駅近くにある新宮神社から取られたものです。
歴史
詳細は確認中。
- 【1915年10月15日】 開業。
周辺の見どころ
確認中。