終着駅のみ専用軌道
道後温泉系統の電車の終着駅です。ここまでずっと道路の中央を走る併用軌道が続いていましたが、この道後温泉駅のみ専用軌道となっています。
道後温泉系統の電車の終着駅です。ここまでずっと道路の中央を走る併用軌道が続いていましたが、この道後温泉駅のみ専用軌道となっています。
ホームは相対式2面2線から成っており、駅舎側が乗車ホーム、反対側が降車ホームとなっています。
駅舎は、明治時代の雰囲気を残す形で1986年に新築復元されたもので、鉄骨2階建てになっています。駅舎コンコースの天井板の飾り鉄板には旧駅舎のものが使われています[1]。
改札は行われていませんが、駅員が常駐しています。駅舎の1階部分には土産物などを取りそろえる売店と観光案内所が、2階部分には喫茶店が入っています。
降車ホームに到着した電車は、いったん駅奥にある留置線に入ってから乗車ホームへ折り返してきます。この折り返し線は、西側へと急なカーブを描き、住宅地の中へ延びています。
駅名のとおり温泉街の玄関口で、駅前には観光バスが頻繁に出入りしており、ここからアーケード街が延びています。
当然ながら、この駅に入るすべての系統で終着となります。3系統は松山市駅と、5系統はJR松山駅前と結んでいます。
確認中。
詳細は確認中。
駅北側一帯。日本最古ともいわれる四国最大の温泉街で、多数の旅館が並んでおり、規模の大きい旅館の前には自由に利用できる足湯がしばしば見られます。共同浴場である道後温泉本館は百年以上もの長きにわたって使われており、国の重要文化財に指定されています(階下410円)。飲食店や土産物屋などがアーケード街を形成するなど商店街が充実し、温泉街にしばしばみられるくすんだ印象を与えていないのも大きな特徴です。
【Link】道後温泉旅館協同組合公式Webサイト
【Map】OpenStreetMap / Google Map / Mapion
駅から東へ、徒歩5分。松山出身の俳人、正岡子規の生涯と事績を展示する資料館です。子規の直筆資料などが展示されており、近代文学に一家言ある向きには最適な施設でしょう。火休、400円。
【Link】松山市立子規記念博物館公式Webサイト
【Map】OpenStreetMap / Google Map / Mapion