川の上にホームが伸びる駅

石手川公園
いしてがわこうえん
Ishitegawakoen

石手川公園駅>

 石手川の上に設けられている、1面1線のホームと屋根のみから成る無人駅です。自動券売機が設置されていますが、駅舎および待合室と呼べるような設備はありません。

 ホームのうち3分の1ほどがトラス橋の上にかかっている、珍しい構成になっています。川の上に設けられている駅は全国にいろいろありますが、トラス橋がホームの外側にのそっと姿を見せているのは、この石手川公園駅くらいでしょう。このトラス桁は、1893年5月に外側(現・松山市)-平井河原(現・平井)が開通した際に設置されたものがそのまま使われており、貴重な鉄道遺産といえます。橋桁の周囲には柵がわたされていますが、桁付近には自由に出入りすることができます。

石手川公園駅トラス橋

石手川公園駅ホームからトラス橋を望む。《2007年7月8日撮影》

 駅の横河原方は堤防の上にあり、ホーム端は堤防上を走る道路に面しています。駅の南北には石手川公園が伸びており、堤防の下には古くからの住居がびっしり並んでいます。

駅名の由来

 駅の設けられている土手沿いに整備された公園からとられたものです。

歴史

 特記事項なし。

周辺の見どころ

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【松山柳井町郵便局】駅から北へ、徒歩5分。未訪。

2007年8月18日

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