川の流入でできた盆地に
会津線に沿って流れる阿賀川にはいくつかの支流がありますが、北と南からそれぞれ支流が流入するところに盆地が形成されています。ここに位置しているのが会津下郷駅です。
会津線に沿って流れる阿賀川にはいくつかの支流がありますが、北と南からそれぞれ支流が流入するところに盆地が形成されています。ここに位置しているのが会津下郷駅です。
島式ホーム1面2線から成る交換可能駅です。東側には側線があり、砂利運搬用の車両が待機していました。
ホームから出るには、西若松方にある構内踏切を横断します。階段の他にスロープが設置されていました。
駅舎は木造平屋建、恐らく開業当初からのものを、改修を重ねながら使い続けているものと思われます。壁面は新建材に覆われており、窓枠も全て新しくなっているため、そう古いものには見えませんが。
有人駅で、営業時間帯には改札も行われます。駅舎内は待合室になっていますが、大きなテーブルとベンチが置かれており、コンパクトながら居心地のよい空間になっています。
駅舎奥のスペースへ直接出入りできるようになっており、ここではカフェが営業していました。
駅舎を正面から見ると、スレート屋根にコンパクトな車寄せを備える、昔ながらの木造駅舎の造形パターンに忠実に沿っているのがわかります。こちらの面では下見板張りの壁面が見えているのも、またいい感じです。
駅は町の中で少し高いところにあるため、ここから急坂を下って下郷町の中心部へ至ります。
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