ここから登山に向かう人ははたしてどれだけ

七ケ岳登山口

ななつがたけとざんぐち
Nanatsugataketozanguchi
七ケ岳登山口駅
七ケ岳登山口駅。2010年5月3日

 

七ケ岳登山口駅ホーム
写真1七ケ岳登山口駅ホーム(西若松方面を望む)。2010年5月3日

日光街道沿いにある小集落に設けられた駅です。駅は併走している日光街道より少し高いところにあり、側道が駅前とつながる形になっています。

片面ホームと駅舎があるのみの無人駅ですが、かつてはこの駅で貨物列車が出入りしていたことを示す小ホームと側線の跡が残っています。ホームは土盛りの年代物で、線路の反対側は舗装されずそのまま土になっているあたり、旧国鉄駅らしい雰囲気が残っているといえましょうか。

 

七ケ岳登山口駅ホームより駅舎
写真2七ケ岳登山口駅ホームより駅舎(会津高原尾瀬口方面を望む)。2010年5月3日

駅舎はログハウス調の待合室になっており、ホームと同じ高さになっています。駅前はホームと段差があるため、この土台部分はコンクリートでかさ上げされています。かつては有人対応の駅舎があったと思われますが、現在の山小屋風駅舎では、冬になるとかなり寒いのではないでしょうか。

駅前には未舗装の広場があり、駐輪場が設けられています。駅の周辺には農家がぱらぱらと集まっていますが、商店などは少し離れたところに立地しています。駅名の由来となっている七ヶ岳へのルートは、駅より少し南、日光街道から国道352号線が分岐する付近から西へ分かれます。もっとも、登山の拠点としては会津高原尾瀬口駅のほうが妥当で、実際に登山客がこの駅を利用するとは思えません。私が下車したときは、宅配便の配送車や営業車両などが、駅前の木陰で休息を取っていましたが、列車の到着間際になっても人の気配はありませんでした。

停車列車 [2010年7月現在]

基本的に快速は通過しますが、鬼怒川温泉方面行きの「AIZU尾瀬エクスプレス」のみ停車します。

駅名の由来

特記事項なし。

歴史

詳細は確認中。

略年表(クリックまたはタップで開閉)
1953年(昭和28年)11月8日
国鉄会津線の駅「糸沢(いとざわ)」として開業。
1987年(昭和62年)7月16日
JR会津線(第2次特定地方交通線指定:西若松-会津高原間)が会津鉄道に転換、同社の駅となります。これにあわせて「七ケ岳登山口」と改称。

駅周辺

確認中。

近隣の見どころ

確認中。

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