青森市最大の温泉街の駅

浅虫温泉

あさむしおんせん Asamushionsen
浅虫温泉駅
▲浅虫温泉駅駅舎《2010年12月5日撮影》

2面3線に跨線橋

浅虫温泉駅ホームに停車中の上り列車
【写真1】浅虫温泉駅ホームに停車中の上り列車。《2010年12月4日撮影》

片面ホーム1面1線と島式ホーム1面2線の計2面3線から成り、これらが跨線橋で結ばれているという、旧国鉄標準スタイルの配線になっています。

ホームは広くてゆったり

浅虫温泉駅改札口
【写真2】浅虫温泉駅改札口。《2010年12月4日撮影》

駅舎のある1番線、すなわち北側ホームの上屋はやや長めで、かつ大きくなっています。駅改札口にはひらがなで「あさむしおんせん」と緑色で書かれていました。なお、ラッチは撤去されています。

窓口はJR時代からあまり変わらず

浅虫温泉駅窓口
【写真3】浅虫温泉駅窓口。《2010年12月5日撮影》

有人駅ではありますが、夕方以降は無人になるため、温泉宿泊客が到着したときには改札口には誰もいない、ということも多いようです。もっとも旅行客にとっては、乗車時に無人なのはともかく、降車時にはあまり気にする要素ではないかもしれません。

ストーブを囲むように椅子を配置

浅虫温泉駅駅舎内
【写真4】浅虫温泉駅駅舎内。ストーブを取り囲むように椅子が配置されています。《2010年12月5日撮影》

駅舎の内部は、ストーブを取り囲むように椅子が置かれており、いささか狭いながらも、列車を待つのに好適な空間になっています。出札窓口のほかに売店も営業しており、また列車が到着すると旅館の従業員が予約客を案内するなど、私が下車したときには待合室は賑やかでした。

出口は温泉街のある西側(海側)にのみありますが、駅構内をまたぐ形で自由通路が設置されているため、これを利用して反対側に出ることもできます。この自由通路は非常に大がかりなもので、エレベータが設置されてバリアフリーに対応しており、駅設置の跨線橋との格差が目に付きました。

停車列車 [2016年6月現在]

全列車が停車します。なお、当駅以西で快速運転をするのは1往復だけです。

乗り場

北側(駅本屋側)から順に、1番線、2番線、3番線となります。

  • 1.青い森鉄道線上り 野辺地、八戸方面
  • 2.青い森鉄道線下り 青森方面
  • 3.青い森鉄道線下り 青森方面

駅名の由来

確認中。

歴史

日本鉄道開業当初からの駅です。

1891年9月1日
日本鉄道の盛岡-青森間が開業した際、「浅虫」駅開業。
1906年11月1日
日本鉄道が国有化され、官設鉄道(逓信省鉄道局)の駅となります。
1962年1月31日
この日かぎりで貨物営業廃止。
1986年11月1日
駅名を「浅虫温泉」に変更。
1987年4月1日
国鉄の分割民営化に伴い、JR東日本の駅となります。
2010年12月4日
東北新幹線新青森開業に伴い、JR東日本の八戸-青森間が青い森鉄道に移管され、同社の駅となります。

周辺の見どころ

確認中。

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