中線が今でも使われています
旧上北町が発足した際にその名を冠することとなった上北町駅は、同町の名称が合併によって消滅した現在でも、駅名を変えることなく残っています。中線が残る2面3線の配線になっていましす。
旧上北町が発足した際にその名を冠することとなった上北町駅は、同町の名称が合併によって消滅した現在でも、駅名を変えることなく残っています。中線が残る2面3線の配線になっていましす。
時間帯によっては無人になりますが、制服を着た窓口の係員が出改札を行っています。
構内はなかなか広く、2面3線に加えて側線も残っています。このほか、保守作業等を行う係員用の建物も見られ、古典的な鉄道駅らしい風景が跨線橋からよく見えます。
駅舎は木造平屋建て、切妻屋根のシンプルなものに車寄せが付いているというスタイルですが、横から見るとホーム側へと軒がぬっと延びています。軒は古レールで支えられています。上屋がなかった当時、この軒下で列車を待つことを想定していたのかもしれません。
駅舎は比較的大きく、待合室はゆったりしたスペースを確保しています。青い森鉄道の待合室にはよく見られる光景ですが、ここでも本がたくさん置かれており、列車待ちの間に退屈することはありません。冬季は、ストーブを囲むようにベンチが置かれます。
玄関部分には車寄せが設けられています。特に装飾などはなく、実用的なデザインになっています。
駅舎の脇には、レンガ積みの倉庫が健在でした。この種の施設は、日々出入りして使われるタイプのものではないこともあって、古いものがそのまま残ることが多いのですが、それでも近年では姿を消しつつあります。
駅前には小商店が並んでいます。タクシーが常駐しており、水産資源の豊富な小川原湖へのアクセス拠点でもあります。
快速は、下り2本と上り1本が通過します。
西側(駅本屋側)から順に、1番線、2番線、3番線となります。
確認中。
日本鉄道開業当初からの駅です。
確認中。