中線は撤去されています
駅名には独特の響きを持っているものがいろいろありますが、ここ剣吉もそのひとつでしょう。重箱読みの地名自体が珍しいともいえます。そんな剣吉駅は、諏訪ノ平と同様、かつての中線を撤去した2面2線となっています。
駅名には独特の響きを持っているものがいろいろありますが、ここ剣吉もそのひとつでしょう。重箱読みの地名自体が珍しいともいえます。そんな剣吉駅は、諏訪ノ平と同様、かつての中線を撤去した2面2線となっています。
跨線橋に上って構内を見ると、もう一つの跨線橋が見えますが、これは駅の東西を結ぶ自由通路です。
ホームはいずれも片面のみが使われており、跨線橋は千鳥型に向いています。実際に列車の停車位置も下りと上りでかなりずれており、理にかなった配置になっているとはいえます。
下りホームには上屋が設けられており、そのまま跨線橋へつながっています。
駅舎は鉄骨RC造平屋建で、どっしりした頑丈そうなつくりになっています。駅舎ホーム側に「剣吉駅」という駅名表記がありました。
改札口のラッチはすでに撤去されており、その上には「達者村」の看板が掲示されています。改札口の両脇にはプランターが設置され、花がきれいでした。
待合室はかなり広めのものです。珍しいことに、窓口は改札口側ではなく、出口側に設けられています。改札口側には自動券売機が設置されていました。トイレはいったん外に出て、駅舎北側に回った先にあります。
待合室はL字型になっており、その曲がった奥の場所に「桃李文庫」があり、たくさんの本が置かれていました。列車待ちの間に自由に読むことができ、丁寧に並べられています。
駅前には民家や商店が密集しており、この地域の中核をなしているのがわかります。なお、駅南側にある自由通路で、駅の西側へと行くことができますが、こちらは民家がびっしり並んでいるのみでした。
西側(駅本屋側)から順に、1番線、2番線となります。
確認中。
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