温泉街の入口駅は川のたもとに

飯坂温泉

いいざかおんせん
Iizakaonsen
飯坂温泉駅
飯坂温泉駅駅舎。2011年12月25日

終着駅は1線のみ

飯坂温泉駅に到着する飯坂電車
写真1飯坂温泉駅に到着する飯坂電車。2011年12月25日

飯坂電車の終点は、福島県内でも有数の温泉街である飯坂温泉の玄関口にあります。駅は降車ホームと乗車ホームに分かれてはいるものの1線しかないため、1編成しか入れません。

乗降分離されています

飯坂温泉駅ホーム
写真2飯坂温泉駅ホーム。左が降車ホーム、右が乗車ホームです。2011年12月25日

乗降が分離されてはいますが、首都圏の始発駅などで見られるように折り返し着席利用を防止するわけではなく、単に旅客の動線を単純化するためのもののようです。

国鉄末期のサイン

飯坂温泉駅コンコース
写真3飯坂温泉駅コンコース。案内表示などが国鉄末期のものに準じています。2011年12月25日

スチール製改札口の脇には出札窓口があり、その上には各方面への案内表示がありますが、国鉄末期(1980年代)の各駅で見られたデザインが現在でも使われています。飯坂温泉駅が全面改築されたときのものがそのまま使われているのでしょう。

階段を上って外へ

飯坂温泉駅の自動券売機と待合室
写真4飯坂温泉駅の自動券売機と待合室。「自動きっぷうりば」の表記も国鉄仕様です。2011年12月25日

コンコースには自動券売機が2基設置されています。また、観光客が多いことを意識してか、やや広めの待合室が設けられています。飯坂温泉駅の出口はワンフロア上なのですが、階段のほかにエレベータがあります。

飯坂温泉駅は2階建てになっていますが、コンコース階から上にあがると、出口正面がそのまま地平になっています。コンコースと出口のいずれが1階なのかはわかりませんが、これは駅が摺上川沿いの傾斜地上に位置しているためです。コンコースには川へ向いている窓がありますが、その真下に川が流れているのが見て取れます。

リニューアル前は直線的な箱型駅舎

飯坂温泉駅旧駅舎
写真5飯坂温泉駅旧駅舎。リニューアル前は風情も何もない外観でした。2011年12月25日

かつては無機質で直線的な箱がガンと建っているという感じで、中に古典的な売店が営業していましたが、今では観光客にとって目印になるような建物になっています。

駅は温泉街の手前に

飯坂温泉駅前
写真6飯坂温泉駅前。2011年12月25日

地平部分は和風の装いになっています。駅の裏手にコンビニが入っているものの、観光案内所などの機能はなく、ほぼ純粋に駅のみとして利用されているのは、いささかもったいない気がします。

駅は飯坂温泉の入口付近にあり、ここから北西方向にかけて、温泉旅館がびっしりと建ち並んでいます。

駅名の由来

確認中。

歴史

詳細は確認中。

略年表(クリックまたはタップで開閉)
1927年(昭和2年)3月23日
開業。

駅周辺

確認中。

近隣の見どころ

確認中。

その他

  • 「東北の駅百選」(国土交通省東北運輸局)選定駅。

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