かつては補助機関車の連解結が
一戸町の中心部近くに設けられているのが、一戸駅です。
地平上のやや高いところに島式ホーム1面2線が設けられていますが、側線があり、構内はかなり広くなっています。蒸気機関車時代には、奥中山越えのために機関区が置かれ、補助機関車の連解結が行われていました。
一戸町の中心部近くに設けられているのが、一戸駅です。
地平上のやや高いところに島式ホーム1面2線が設けられていますが、側線があり、構内はかなり広くなっています。蒸気機関車時代には、奥中山越えのために機関区が置かれ、補助機関車の連解結が行われていました。
島式ホームから駅本屋へは、地下道で連絡しています。ホームから地下道への階段は2方向に設けられています。
駅舎はホームの東側にあり、線路と同じ高さから駅舎1階部分へとスロープが通じています。現在ではほとんど使われていないようですが、線路が少し高いところにあることから、列車から上げ下げした貨物を通していたのでしょうか。なお【写真3】左手に見えるシャッターの奥は駐輪場として利用されています。
駅舎内のスペースは比較的広めで、改札口の脇に出札窓口が置かれており、それの前後に控えるようにベンチが置かれています。私が下車した当時は、盛岡近郊を除いて唯一の構内売店が営業していましたが、2015年8月にミニストップがオープンしたとのことです[1]。
天井はずいぶん高くなっています。
駅舎を外から見ると、RC造一部2階建ての建物は正方形に近く、線路と平行した北側、垂直方向にあたる東側のそれぞれに出入口があります。車寄せや駅名看板などが置かれている前者がメイン玄関になっているようです。なお【写真5】手前側の2階部分は吹き抜けになっており、奥側のみが2階になっています。
特に地形的な制約があったとも思えないなか、このように正方形に近い駅舎というのは珍しいものです。
駅前には大きなスペースが設けられており、ここがバスの転回場兼バス乗り場になっているようですが、それにしてもずいぶんな広さです。
周辺一帯商店などが並びますが、いささかくすんだ雰囲気を感じました。
東側(駅本屋側)から順に、1番線、2番線となります。
確認中。
日本鉄道時代からの駅です。
確認中。