下りホームには待合室
いわて沼宮内の先で、両側に谷が迫るようになると、御堂駅に到着します。相対式ホーム2面2線から成る駅で、駅本屋と反対側にあたる下りホームには待合室があります。
いわて沼宮内の先で、両側に谷が迫るようになると、御堂駅に到着します。相対式ホーム2面2線から成る駅で、駅本屋と反対側にあたる下りホームには待合室があります。
上り線に面した駅本屋と下りホームとの間は跨線橋で連絡しています。かつては中線がありましたが、現在では撤去されています。
駅舎は鉄骨平屋建ながら切妻屋根を擁する無骨なもので、町の玄関口というよりは、機能性を重視したものになっています。もともと信号場として設置され、戦後になって駅になったという経緯によるものでしょうか。もっとも、実際の営業は信号場時代から行っていた可能性もありますが。
午前10時30分までの間ながら、窓口営業が行われています。この駅も他の駅と同様、待合室内にはストーブが設置されています。
駅は平行する国道4号線より少し高いところにあり、正面から短い下り坂をおりると、すぐに国道に出ます。駅周辺の民家はあまり多くはなく、特に駅前商店のようなものも見受けられませんでした。頻繁に通る自動車がなかれば、静かな山里といった趣です。
御堂駅の前後で、IGRはすっかり細くなった北上川を、小さな橋で何度も渡ります。これらの橋には古いものがそのまま使われているケースが多く、周辺を散策するときには橋の形状を注意してみると興がわくと思います。
駅名の由来ともなった御堂観音へは3km以上離れていますが、歩くことは一応可能です。
東側(駅本屋側)から順に、1番線、2番線となります。
確認中。
前身は信号所として開設されました。
確認中。