柳津以南で最大の集落に
のの岳の先で気仙沼線は旧迫川、迫川と2つの川を渡って田園地帯の中を進み、旧北上川に沿って北東へと向きを変えると、柳津以南で最大の集落である豊里地区の玄関駅、陸前豊里駅に到着します。
のの岳の先で気仙沼線は旧迫川、迫川と2つの川を渡って田園地帯の中を進み、旧北上川に沿って北東へと向きを変えると、柳津以南で最大の集落である豊里地区の玄関駅、陸前豊里駅に到着します。
島式ホーム1面2線から成る交換可能駅ですが、2017年8月時点でのダイヤでは、下り列車が柳津から折り返してすぐに上り列車となっているため、陸前豊里駅での列車交換はないようです(回送列車等の可能性はあります)。
それでも方向別に乗り場が分かれていますが、下り列車が入る2番線には、きれいな「志津川 気仙沼方面」の表示。すでに沿線自治体は、鉄道復旧を断念してBRTによる本復旧で同意しており([1]、[2])、柳津以北に列車が向かうことはもはやないだけに、悲しくなってきました。
島式ホームの中ほどに待合室が設けられており、柳津方にある跨線橋出入口との間には上屋が設置されています。上屋の支柱はしっかりした鉄骨になっており、豪雨や豪雪があっても心配なさそう。なお、跨線橋からは南側に出ることになりますが、北側へは出られません。
豊里の市街地は駅の東側に広がっているため、跨線橋から柳津方面を見ると各種施設や民家が集まっているのが見て取れます。【写真4】を見てわかるとおり、駅自体は地平にありますが、線路は市街地付近では築堤上を通ります。
跨線橋を降りると、すぐに外へと通じています。改札口だの何だのといった施設はなく、ホームからは駅舎と見える施設にも特につながっていません。
駅舎のようにみえる施設は「産直がんばる舘」と名づけられた地域産物活用施設で、旧豊里町が設置したものです。簡易委託で乗車券を販売しているため無関係というわけではありませんが、列車に乗り降りする際にはここをスルーしても問題ありません。
駅前は広い通りがT字路をなしています。ここを左折すると中心市街地方面へ進むほか、右手にも住宅地が形成されています。気仙沼線の列車運行区間で、人口密度が最も高いと思われる地域になっています。
駅本屋側(南側)から順に、1番線、2番線となります。
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