駅前に新たな市街地が

弘前

ひろさき
Hirosaki
弘前駅
弘前駅中央口駅舎。2011-12-04

実質的に奥羽本線と五能線が分岐

弘前駅1番ホーム
写真1弘前駅1番ホーム。2011-12-04

弘前駅は、津軽平野南部に位置する弘前市の玄関口です。

JRの鉄道路線図上では単なる奥羽本線の中間駅ですが、実質的には五能線の列車も大半が川部から奥羽本線に乗り入れて弘前まで直通するため、実質的には奥羽本線と五能線の接続駅となっています。

構内には側線が多く広がる

弘前駅2・3番ホーム
写真2弘前駅2・3番ホーム。2011-12-04

駅は地平ホーム2面3線(下りが片面)のほか、側線が多く広がっており、また旅客ホームの北側には貨物駅が広がっています。2・3番ホーム上には待合室が設置されています。

自動改札機設置

弘前駅改札口
写真3弘前駅改札口。2017-09-22

かつては地平駅でしたが、現在は橋上駅舎となっており、改札口正面の自由通路の両側に出口が設けられています。このうち市街地側に当たる西側出口は「中央口」、東側出口は「城東口」という名称になっています。

自動改札機が設置されており、その脇に、売店が中に入った待合室(改札外)が設置されています。

コンコースは吹き抜け

弘前駅コンコース
写真4弘前駅コンコース。2017-09-22

コンコースは吹き抜けになっており、採光がよいため明るくなっています。大きなリンゴがどんと置かれています。

バスターミナルも至近

地平駅時代の弘前駅。
写真5地平駅時代の弘前駅。駅ビル「アプリーズ」は当時のまま健在。1999-12-21

市街地側にある中央口には、各方面へと向かう路線バスが頻繁に発着するバスターミナルが整備されているほか、駅ビル「アプリーズ」をはじめとした商業施設やホテルなどが立地しています。駅前広場の下には地下道が設けられ、これを抜けると旧市街地方面へと向かうプロムナードへ続いています。また、歩いて数分のところにイトーヨーカドーが立地し、ここの1階には長距離バスターミナルがあります。

地平時代にはこちら側にのみ駅舎と改札口が設けられていました。なお、当時は跨線橋からアプリーズに直結する改札口がありましたが、現在はなくなっています。

弘前駅は城下町弘前のなかでは街外れの位置にあたっており、旧市街地は弘前城の南側に形成されていますが、今では弘前駅前のほうが活気があるように見えます。

城東口には弘南線が

弘前駅城東口。
写真6弘前駅城東口。2011-12-04

新たに設けられた城東口の前には大きな駅前広場が整備され、またJRから分離された弘南鉄道の改札口が設けられています。

まだ整備されて間もないのですが、空いていることもあって送迎の便はよいようです。

停車列車 [2019年10月現在]

全ての列車が停車します。

乗り場

発着番線は便により異なります。以下は基本的なパターンです。1番線は片面、2番線と3番線は島式ホームになります。

  • 1.奥羽本線下り 青森方面
  • 2.奥羽本線上り 大館、秋田方面/五能線 五所川原、深浦方面
  • 3.奥羽本線上り 大館、秋田方面/五能線 五所川原、深浦方面

駅名の由来

確認中。

歴史

詳細は確認中。

略年表(クリックまたはタップで開閉)
1894年(明治27年)12月1日
官設鉄道(逓信省鉄道局)によって弘前-青森間が開通し、弘前駅開業。
1895年(明治28年)10月21日
官設鉄道(逓信省鉄道局)によって碇ヶ関-弘前間が開通、中間駅となります。
1987年(昭和62年)4月1日
国鉄の分割民営化に伴い、JR東日本およびJR貨物の駅となります。

駅周辺

確認中。

近隣の見どころ

確認中。

その他

  • 「東北の駅百選」(国土交通省東北運輸局)選定駅。

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