東北有数の温泉郷の玄関駅

鳴子温泉

なるこおんせん
Narukoonsen
鳴子温泉駅
鳴子温泉駅駅舎。2003年3月16日

ポツンと孤立したSuica対応駅

鳴子温泉駅構内
写真1鳴子温泉駅構内。2003年3月16日

こけしで有名な鳴子温泉への玄関駅である鳴子温泉駅は、陸羽東線のほぼ中間に位置していることから同線の運行上の拠点駅にもなっており、この駅で折り返す便が多数設定されています。

飛び地的にSuica利用可能駅になっていますが、当駅から最も近いSuica利用可能駅は35.5km離れた古川駅です。地元利用客をではなく、観光客を意識していることが見てとれます。

見た目優先で機能が犠牲に

鳴子温泉駅跨線橋
写真2鳴子温泉駅跨線橋。2003年3月16日

単式ホームと島式ホームから成る2面3線の駅で、両ホームの間は跨線橋で連絡しています。

「ふるさと創生1億円」を用いて建設されたという駅舎は、全体では直方体ながら中央部に円筒形を配置するという奇抜なもの。確かに見た目は悪くないのですが、この円筒の端をすり抜けるように通路が設けられており人の行き来がしずらいことに加え、売店など観光客向けのスペースがごく小さいところに追いやられておりすれ違いも難しいなど、機能的には最低ランクと言わざるを得ません。中央の円筒部はミニシアターになっており多目的利用が可能ですが、基本機能を犠牲にしている駅と判断します。

駅前は落ち着いた雰囲気

鳴子温泉駅駅前
写真3鳴子温泉駅駅前。2003年3月16日

駅前には落ち着いた雰囲気の建物が並んでいますが、この駅舎の外観はあまりそぐわないもので、昭和50年代の役所建築を連想させます。

こけしで有名な鳴子温泉郷の玄関口であるほか、鬼首温泉へはここからバスで接続しています。

停車列車 [2020年4月現在]

全列車が停車します。

乗り場

確認中。

駅名の由来

確認中。

歴史

詳細は確認中。

略年表(クリックまたはタップで開閉)
1915年(大正4年)4月18日
国有鉄道(内閣鉄道院)陸羽線・川渡(現、川渡温泉)-鳴子間が開業し、「鳴子(なるご)」駅開業。
1917年(大正6年)11月1日
国有鉄道(内閣鉄道院)陸羽東線・鳴子-羽前向町間が開業して陸羽東線が全通、中間駅となります。
1971年(昭和46年)11月29日
この日限りで貨物営業廃止。
1987年(昭和62年)4月1日
国鉄の分割民営化に伴い、JR東日本の駅となります。
1997年(平成9年)3月22日
駅名を「鳴子温泉」に変更。

駅周辺

確認中。

近隣の見どころ

確認中。

その他

  • 「東北の駅百選」(国土交通省東北運輸局)選定駅。

このページの先頭へ