係員の出入りが多く見られます
大鰐と中央弘前のほぼ中間に位置する津軽大沢は、大きな駅構内に各種の車両が集まっている、運行上の中核駅です。運転指令や車両保守などがここで行われていますが、旅客営業上は無人駅です。
大鰐と中央弘前のほぼ中間に位置する津軽大沢は、大きな駅構内に各種の車両が集まっている、運行上の中核駅です。運転指令や車両保守などがここで行われていますが、旅客営業上は無人駅です。
構内には、弘南鉄道名物のラッセル車や大正生まれの古豪電気機関車、また第一線を退いた6000系電車などが休んでいます。また6000系電車2両の台車を外した車体が、倉庫として使われています。これらの多くは、ホームから見ることができます。
島式ホームはかなり広く取られており、朝の時間帯を除いて、ここで列車交換が行われます。列車接近案内が、やじろべえのように立っています。
ホームの大鰐方に構内踏切があり、南側に渡って駅舎へと通じています。車両基地へ通じる側線があるため、踏切は比較的長くなっています。
津軽大沢駅は、大鰐線の中間駅としては最後まで残った有人駅でしたが、2011年12月に無人化され、これで駅員(委託含む)が配置されているのは大鰐、中央弘前の両端駅のみとなりました。
駅舎は切妻屋根を備えた小ぶりのものですが、車寄せが設けられています。
駅改札を出て南側に回ると「弘南鉄道工務所」「弘南鉄道大沢検修所」という2種類の看板が掲げられていました。
駅の周辺は小集落となっていますが、特に駅前に商店街などが形成されているわけではありません。比較的最近まで旅客営業窓口が開いていたとは思えないような、静かな一角です。
周辺は畑作地帯になっています。
ローカル線ゆえ、構内立ち入りに対する危険という認識が薄い人が多いのか、なかなかインパクトのある警告表示がありました。
番線表示は確認できませんでした。
確認中。
弘前電気鉄道が開通した当時からの駅です。
確認中。