四郷より北側になると、これまで鉄道とは無縁だったエリアに入ることもあって、宅地造成などがあまり進んでおらず、道路も鉄道が存在しないことを前提としたつくりになっているため、いささか駅の存在感は薄くなるところが増えてきます。
そんなエリアの最初の駅である貝津は、高架上に片面ホームが設けられている駅です。このように書くと、いかにもみすぼらしい駅に見えますが、壁面の窓上部は放物線状になっており、バリアフリーに対応して設置されたエレベータと共通のカラーリングになっているほか、一般的な利用が多い階段はトーンを変えることで存在感を出すなど、なかなか洒落た外観になっており、利用者が抵抗なく出入りできる施設になっています。なお、私が下車したときには無人でしたが、現在は日中時間帯には駅員が派遣されています。
ホームはごく細いもので、目の前には水田が広がっています。この区間は単線ですが、複線用の用地はそのまま存置されており、将来の複線化にも支障がでないようになっています。
駅前広場は非常に大きく、立派な駐車場が整備されています。また公営の公衆トイレがおかれており、これも清潔に管理されていました。
駅の周辺にはぽつぽつ住宅が並んでいますが、商店は見あたりません。駅の北側には中京大学豊田キャンパスがあり、学生の利用が多いものと思われます。
駅名の由来
確認中。
歴史
愛知環状鉄道で最も新しい駅です。
- 【2005年3月1日】 開業。
周辺の見どころ
確認中。