高架化工事の脇に片面ホームがひっそり

曳馬

ひくま Hikuma
曳馬駅
▲曳馬駅駅舎《2007年1月6日撮影》

 

曳馬駅ホーム
【写真1】曳馬駅ホーム。《2007年6月17日撮影》

遠州曳馬駅は駅名に「遠州」を冠していますが、駅の看板や車内放送などでは国名を入れず、単に「曳馬」とのみアナウンスしています。これは、遠州上島、遠州西ヶ崎、遠州小松、遠州小林、遠州芝本、遠州岩水寺の各駅も同様です。

片面1線のみというシンプルな構造の地平駅です。無人駅で、ホーム北側にある出口には自動券売機とICカード対応簡易改札機のみがあります。ホームはかなり狭いものです。

この遠州曳馬駅付近まで高架化工事が本格的に進んでおり、現行の地平ホームに立つと圧迫感があります。

駅の周囲には民家や個人商店が多く見受けられます。このあたりにくると、浜松市の郊外という印象になります。

乗り場

確認中。

駅名の由来

中世までこの地方一帯を指す名称として用いられた「引摩」が、明治時代の町村合併時に用いられて「曳馬村」となり、これが地名として定着したものです。

歴史

大日本軌道が開通した際に設置された駅で、開業当時の駅名は「島之郷」でした。1923年4月1日ごろに「遠州島之郷」となり、さらに1951年11月1日に「遠州曳馬」となっています。

1909年12月6日
開業。
2012年11月24日
高架化[1]、これに合わせて駅名を「曳馬」に変更[2]

周辺の見どころ

確認中。

  1. 遠州鉄道プレスリリース「遠州鉄道 鉄道線の高架開通に伴う通勤ラッシュ時のダイヤの増強等について」[PDF] (2012年11月1日)。
  2. 各駅情報・曳馬(遠州鉄道公式Webサイト、2017年5月16日確認)。

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