現在の御殿場線が開通した当初からある駅。御殿場線電化前は山越えをする列車を牽引する蒸気機関車を待機させるため、機関区が設けられていた。戦前には特急列車の牽引機や補機が頻繁に出入りし、山北は鉄道の街としてにぎわったという。丹那トンネル開通を契機に一通過駅となり、巨大な機関庫は軍需工場に転用されたという。
駅舎は左右対称の軒に、さらに軒を増やした不思議な格好をしているが、木の暖かみをよく出しており、丸窓なども郷愁を誘う。駅周辺はひっそりとした商店街で、古きよき雰囲気を残した昔ながらの個人商店が軒を連ねている。
駅舎と反対側には「鉄道公園」があり、峠越えに活躍したD52が静態保存されている。D52は基本的に貨物列車用の機関車だが、この区間では旅客列車の牽引にも活躍した。同公園はちょっとした桜の名所でもあり、4月上旬が見ごろだ。
停車列車
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乗り場
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駅名の由来
確認中。
歴史
東西の鉄道開通時に設置された駅です。
- 【1889年2月1日】 国府津-御殿場-御殿場-静岡間が開通した際に、開業。
- 【1979年3月30日】 この日かぎりで貨物営業廃止。
- 【1987年4月1日】 国鉄の分割民営化に伴い、JR東海の駅となります。
周辺の見どころ
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