茶臼山は、単式ホームと簡易駅舎から成る、ごくシンプルな駅です。駅前には小広場がありますが、道路からのアプローチは貧弱で、車が頻繁に出入りするということもあまりなさそうです。
簡易駅舎は、ホームと駅の外をアーケード状の通路で連絡するという形状になっており、待合室へはいったんホームに登ってから入り直すというスタイルです。また、別棟でこれまだ簡素なトイレが設けられています。
茶臼山駅は、かつて製材業が盛んだったころには木材の積み出しで栄えたといいますが、現在ではその面影はまったくありません。駅の周辺にはアパートが建つほか、南側には病院も立地しており、郊外らしい雰囲気がありますが、駅前にはヘアサロンやジムがあるのみで駅前商店らしいものは皆無、駅の存在感もほとんどないのが実情です。
停車列車 [2020年7月現在]
普通列車のみが停車します。
駅名の由来
確認中。なお、スキー場で名高い茶臼山高原はまったく別の場所にあります。
歴史
豊川鉄道開業後に設置された駅です。
略年表(クリックまたはタップで開閉)
- 1900年(明治33年)9月23日
- 豊川鉄道・新城-大海間が開業、この時点では駅未設置。
- 1926年(大正15年)5月1日
- 茶臼山駅開業。
- 1943年(昭和18年)8月1日
- 豊川鉄道の国有化に伴い、国有鉄道(鉄道省)飯田線の駅となります。
- 1971年(昭和46年)11月30日
- この日限りで貨物営業廃止。
- 1987年(昭和62年)4月1日
- 国鉄の分割民営化に伴い、JR東海の駅となります。
- 2020年(令和2年)7月5日
- 令和2年7月豪雨に伴う水害に伴い、長山-駒ケ根間が運休。
- 2020年(令和2年)7月12日
- 長山-水窪間が復旧、運転再開。