上市場駅（静岡県：JR東海

　上市場は出馬と同様、相川の流域に形成された小さな集落に設けられている駅です。

上市場駅ホーム

上市場駅ホーム。《2008年8月23日撮影》

　単式ホームのみの棒線駅です。古いながらもホームの幅は比較的ゆったりしており、ホーム上には待合スペースが設けられています。なお、ホームの辰野方に出口があります。

上市場駅入口

上市場駅入口。突き当たり正面左手が駅のホームです。《2008年8月23日撮影》

　駅は、上市場の集落内を通る小さな路地の突き当たりにありますが、非常にわかりにくいところにあるうえ、駅の所在を示す案内なども見当たらないため、存在感が非常に希薄な駅です。

　上市場の集落そのものは出馬よりも大きく、谷が開けており耕地も広がっていますが、道路が整備されているせいか、鉄道の利用者はごく限られているようです。

停車列車　[2008年9月現在]

　特急列車は停車しません。

　確認中。

　国有化後に設けられた駅です。

【1934年11月11日】　三信鉄道によって三信三輪（現、東栄）－佐久間（現、中部天竜）が開通しますが、この時点では駅未設置。
【1946年12月1日】　国鉄飯田線の「上市場」駅が旅客駅として開業。あわせて旅客取扱区間を制限（東海道本線浜松名古屋間、飯田線、中央本線上諏訪塩尻間、各停車場及び篠ノ井線松本停車場）。
【1952年12月1日】　この日かぎりで旅客取扱区間制限を廃止。
【1987年4月1日】　国鉄の分割民営化に伴い、JR東海の駅となります。

　特になし。